image今年2015年のニューヨーク株式相場のパフォーマンスは厳しい展開

今年はあと4営業日を残すばかりで、現時点でダウ平均は、年初来272ドル(1.5%)のマイナス。もしマイナスで終了すれば、金融危機にあった2008年以降では初めてになる。

今年は変動が激しいのが特徴。アメリカ主要株式指数のSP500指数は今年、終値が前の日よりも、1%以上動いた日が、70日間に達し、2011年以降で最大になった。

FRBの利上げ開始時期を巡る不透明感や、原油相場の急落に翻弄されたのが要因。

image面白いのは、変動が多かった2011年は株式相場は全くの横ばいで終了。2012年からの3年間は、変動が少なくて、二桁以上のリターンがあった(12年↑13.4% 13年↑29.6% 14年↑11.4%)だけに、上昇するためには、変動幅が少ない方がいいという見方もある。

ただ、来年も不透明感が高い要素もたくさんある。

バロンズが今月まとめた主要証券会社のストラテジスト調査によると、ドル高、世界景気の低迷、そして原油を含めた素材価格の急落ーこの3要素が、潜在リスク要因としてあげられている。

imageそれを反映するかのように、来年の株価予想も強気ではなく、ゴールドマンサックスは、2016年のSP500の目標株価を、2100ポイント。モルガンスタンレー2175。バンク・オブ・アメリカMerrill Lynch、JPモルガン、バークレーズキャピタル、シティリサーチが、2200ポイント。つまり、現在のレベルからは、1.9%〜6.7%の上昇しか見込んでいない。

特に株式相場にとって年前半の不安要素は、原油相場の急落である。これは、企業の利益率全体に大幅に影響しそうだ。

来年の1−3月期、4−6月期のSP500企業の全体の増益率は1年前から、それぞれ、2.5%。3.9%増で小幅なプラスしか想定されていない。ただしこれは、エネルギーセクターが、1−3月期に、マイナス41.5%、4−6月期にエネルギーは、マイナス24.3%で押し下げているからで、ここがいかに回復するかが、来年の相場のトレンドの決定要素になる可能性が高い。



  記事が気に入れば  ブログランキングへ